山形藩主「最上義光」の功績を偲ぶ事ができるわらべの里。
偉業を成し遂げた最上義光の足跡は、山形各所で歴史・文化・生活・芸術と深く結びつき現存しています。
今に残るそれらの足跡を後世へと受け継ぐため、わらべの里は歴史と文化の美術館として開館されました。
わらべの里は、歴史・文化・芸術的にも極めて価値のある5棟の建造物で成り立ちます。
伝統ある家屋や土蔵、明治天皇行在所など歴史と伝統を今に伝える貴重な建物を展示館として復元しました。
各展示館では最上義光の功績のほか、代々伝わる天皇家からの賜り物や、江戸時代の各藩主が湯治に訪れた際に使われた道中用具や湯治具、食膳などの貴重な品々が約1000点展示されています。
また、蔵王温泉の開湯は西暦110年と歴史も古く、全国有数の温泉地ということもあってか、この地には数々の名立たる文化人も訪れ滞在しました。
その滞在記念に書き残した書や色紙、絵画などの展示は、思わぬところで貴重な作品に出合えるかもしれません。
時を超えて先人の想いを繋ぐ叡智に触れ、山形を再発見する歴史の旅をわらべの里でおたのしみください。